楽天モバイルと日本通信SIMを比較|料金・通話・回線品質の違い
楽天モバイルと日本通信SIMは、どちらも「スマホ代を安くしたい人」に選ばれていますが、安さの方向性がまったく異なります。
楽天モバイルは「通話無料・無制限データを使い倒したい人向けの安さ」、日本通信SIMは「とにかく固定費を最小化したい人向けの安さ」です。
この2つを混同して選ぶと「思ったより高かった」「使いづらかった」という結果になりがちです。この記事で料金・通話・速度・向いている人を7つの観点から比較します。
楽天モバイルと日本通信SIMの比較表
| 比較項目 | 楽天モバイル | 日本通信SIM |
|---|---|---|
| 運営 | 楽天モバイル | 日本通信(MVNO) |
| 回線 | 楽天/au(エリア外) | ドコモ(借用) |
| 最低月額 | 1,078円(〜3GB) | 290円(1GB) |
| 20GBのコスト | 2,178円 | 1,390円 |
| 無制限 | 3,278円 | なし |
| 通話 | Rakuten Link使用で国内無料 | 11円/30秒(70分無料プランあり) |
| 通信速度の安定性 | 自社回線・直回線で安定 | 混雑時に低下する場合あり |
| 楽天ポイント連携 | ◎(経済圏との相性が良い) | なし |
| eSIM | 対応 | 対応 |
料金比較:月の使用量別でどちらが安い?
2サービスの料金差を使用量別に並べると、判断しやすくなります。
| 月の使用データ量 | 楽天モバイル | 日本通信SIM | 差額 |
|---|---|---|---|
| 1GB以下 | 1,078円 | 290〜370円 | 楽天が約700〜800円高い |
| 3GB | 1,078円 | 390〜1,390円 | ほぼ同額〜楽天が若干高い |
| 10GB | 2,178円 | 1,390円(20GBプラン) | 楽天が約800円高い |
| 20GB | 2,178円 | 1,390円 | 楽天が788円高い |
| 30GB以上 | 3,278円(無制限) | プランなし(対応不可) | 楽天のみ対応 |
1〜20GBの範囲では日本通信SIMの方が安いです。ただし通話をよくかける場合は通話料の差も考慮する必要があります。
通話料を含めたコスト比較
| 月の通話量 | 楽天モバイル(通話料) | 日本通信SIM(通話料) |
|---|---|---|
| ほぼかけない | 0円(Rakuten Link) | 0〜220円 |
| 月10分程度 | 0円 | 約80円 |
| 月30分程度 | 0円 | 約240円 |
| 月1時間以上 | 0円 | 約480円〜(合理的かけほ370円に切替えが得) |
電話を月30分以上かける場合、日本通信SIMの通話料が積み重なります。合理的かけほプラン(370円・70分無料)と組み合わせるか、楽天モバイルを選ぶ方が安くなります。
通話比較:「完全無料」vs「業界最安の11円/30秒」
楽天モバイルの通話
Rakuten Linkアプリから発信することで国内通話が完全無料・無制限です。発信回数や時間の制限はありません。
ただし以下の点に注意が必要です。
- Rakuten Linkアプリから発信する必要がある(標準の電話アプリから発信すると22円/30秒)
- 110・119などの緊急通報はRakuten Linkから発信できない(標準ダイヤルから発信)
- 0120(フリーダイヤル)・0570(ナビダイヤル)はRakuten Link非対応の場合がある
日本通信SIMの通話
日本通信SIMの基本通話料は11円/30秒です。ドコモ標準(22円/30秒)の半額という点で他の格安SIMより通話が安いのが特徴です。
「合理的かけほ370」プランでは月70分の無料通話が含まれます。月の通話が70分以内なら通話料が実質0円になります。
頻繁に長電話をする人は楽天モバイル一択ですが、通話が少ない・短い人は日本通信SIMでも十分安く使えます。
通信速度・安定性の比較
楽天モバイルの速度
楽天モバイルは自社回線(楽天回線)を直接運用しています。都市部では楽天自社回線、エリア外ではau回線に自動切り替えします。
MVNOではなく自社回線のため、昼・夕方のピーク時でも速度が比較的安定しています。都市部の楽天回線エリア内では快適な速度が期待できます。
ただし地方・山間部では楽天自社回線の整備が届いていないエリアもあり、auローミングに切り替わる場合があります。
日本通信SIMの速度
日本通信SIMはドコモ回線を借りて提供するMVNOです。ドコモのエリアはそのまま使えますが、昼(12時前後)・夕方(18〜19時)の混雑時に速度が低下することがあります。
テキスト系(LINE・メール・SNS)は混雑時でも比較的使えますが、動画ストリーミングは止まることがあります。
Wi-Fi環境が整っている方(自宅・職場でWi-Fiを使う)には混雑時の影響が少ないため問題になりにくいです。
楽天経済圏を使っている人には楽天モバイルが特に有利
楽天モバイルには、通話・データ以外にも楽天経済圏との連携メリットがあります。
- 楽天市場でのお買い物ポイント還元率がアップ(SPU)
- 楽天カード・楽天銀行・楽天証券との組み合わせでさらにポイント還元率アップ
- 楽天ポイントを月額料金の支払いに充当できる
- Rakuten Linkで通話しながら楽天ポイントが貯まる(キャンペーン時)
楽天サービスを複数使っている場合、楽天モバイルの実質コストは表示価格より低くなるケースがあります。
日本通信SIMにはポイント連携のような特典はありませんが、その分シンプルに料金が安いという強みがあります。
こんな人におすすめ
楽天モバイルをおすすめする人
- 電話をよくかける(Rakuten Linkで無料)
- 毎月20GB以上データを使う
- 楽天市場・楽天カードをよく使う(経済圏メリット)
- データ無制限で上限コストを3,278円に抑えたい
日本通信SIMをおすすめする人
- とにかく月額を最安にしたい(290円〜)
- Wi-Fi中心でデータ使用量が少ない(1〜3GB)
- 外出中の昼間に動画をあまり見ない
- 20GBを使うが電話はあまりかけない
よくある質問
Q. 楽天モバイルは地方でも使える?
楽天自社回線エリアは主に都市部です。エリア外ではau回線にローミングされるため、地方でも使えるケースが多いです。ただし山間部・離島などではつながりにくい場合もあります。公式サイトのエリアマップで確認してください。
Q. 日本通信SIMの1GBで足りる?
Wi-Fi中心の生活であれば1GBで足りる場合があります。1GB超過後は低速(200kbps)になりますが、1GB追加220円で購入できます。外出中に動画をよく見る場合は20GBプランの方が安心です。
Q. 両方を使い分けることはできる?
はい、デュアルSIM対応スマホなら両方を同時に使えます。ただし1つの電話番号で十分な場合がほとんどです。
Q. 楽天モバイルから日本通信SIMへの乗り換えは?
楽天モバイルはMNPワンストップに対応しているため、楽天モバイルのマイページだけで手続きが完結します。MNP予約番号の取得は不要です。
Q. どちらも解約金・縛りはある?
どちらも最低利用期間・解約金はありません。いつでも解約できます。
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まとめ
楽天モバイルと日本通信SIMは「安さ」という共通点はありますが、向いている人がはっきり分かれます。
電話を無料で使い倒したい・楽天経済圏を活用しているなら楽天モバイル。とにかく毎月の固定費を最小化したい・Wi-Fi中心の生活なら日本通信SIMがおすすめです。
まず自分の月の通話時間・データ使用量・楽天サービスの利用状況を確認して、どちらが合うかを判断してみてください。
よくある質問
Q. 楽天モバイルと日本通信SIMはどちらが安いですか?
A. データ使用量が少ない月は日本通信SIMの方が安くなります。日本通信SIMの合理的みんなのプランは月980円(1GB+70分通話付き)です。楽天モバイルは通常利用では3,278円前後ですが、使用量が多い月は楽天モバイルのコスパが上がります。
Q. 日本通信SIMはどんな人に向いていますか?
A. Wi-Fiをよく使い、モバイルデータをあまり使わない方に向いています。毎月のデータ使用量が3GB以下で、通話もそれほど多くない方なら月1,000円以下で使えます。
Q. 楽天モバイルのデメリットは何ですか?
A. 地下や建物内で繋がりにくいエリアがある点がデメリットです。ただし楽天モバイルのプラチナバンド(700MHz帯)展開が進んでおり、改善が続いています。
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